婚活中の男性の大きなハードルが「女性との初対面」です。
人見知りせずに誰とでもスムーズに打ち解けられる男性なら良いですが、気になる女性との初対面につい緊張してしまい、会話が続かないと悩んでいる男性もいるかもしれません。

・・・女性との初対面で緊張して全然会話が続かなかった。やっぱり女性からお断りされた・・・。

第一印象が大切って言われても、初対面の女性と何を話していいのかわからない・・・。
今回は、このような婚活中の男性が、初対面の女性に好印象を持ってもらうための、7つの会話テクニックを紹介します。
会話術1:初対面の女性と会話を弾ませるには事前の準備が大切

初対面の女性との会話に自信がない婚活中の男性は、まずは楽しい会話の下準備といえる次のポイントを押さえましょう。
- 清潔感のある髪型、服装をする
- 遅刻はしない。遅れる場合は5分でもお相手に伝えるように
- お相手を見つけたら自分から笑顔で挨拶する
- あらかじめ近くのカフェやレストランを調べておく
実はカフェやレストランに座って会話を始める前に、お互いお相手に対する印象の何割かは決まってしまっています。
お互い印象が良いなと感じると、テクニックを使わなくても自然に話しやすい雰囲気になります。初対面の女性と会うときは事前の準備を大切にするようにしてください。
会話術2:無理して盛り上げよう、面白いことを言おうとしない

女性とのトークが上手で、何を話しても面白く、女性を笑わせるのが得意な男性もいます。
でも、話すのが苦手な男性が同じように振る舞おうとしても、無理をしているのがお相手に伝わると逆に場がしらけてしまうかもしれません。
男性と女性を入れ替えてみても、マシンガンのように話し続ける女性を男性が「いいな」と感じるかはわかりません。
口べたでも、大人しくても、婚活では「異性として悪くないな」とお相手に感じてもらえればそれでいいわけです。
緊張して会話が続かないときは、「緊張してしまって・・・」と口に出してしまえば女性側も安心するかもしれません。
お互いが会話を楽しめる居心地の良い空間を作ることを目的に、リラックスして女性との初対面に挑んでください。
会話術3:会話のネタはプロフィールやメッセージのやりとりから

何を話そうか迷ってしまう・・・という方は、いくつか会話のネタになりそうな話題を考えておきましょう。
初対面の女性との会話でおすすめな話題は、
です。女性は男性よりも異性に対する警戒心が強いです。
いきなり自分の価値観を押しつけられたり、お金や過去の恋愛などデリケートな話題に踏み込まれたりすると、引いてしまうことがあります。
女性とのコミュニケーション力に自信のある男性なら「あり!」かもしれませんが、この記事を読んでくださるような男性にはおすすめできません。
と、会話が続かなくなったときでも焦らずにいられるかもしれません。

たとえば女性が「旅行で○○に行った」ことを知っているなら、○○の観光地やお土産についてかんたんに調べておく。
「『○○○○』という映画を見た」ことを知っているなら、あらすじや出演俳優について調べておく、という感じです。
- 天気や季節
- 場所や地域(出身地、いま住んでいる場所、出身校の場所、会社の場所、旅行先)
- 趣味
- 好きな食べ物
- 休日の過ごし方
- 時事ニュース、テレビ番組、映画、本、音楽
- ○○と××だとどっち派か
などの中から、お互いの興味が持てる話題をいくつか探しておくとよいでしょう。
会話術4:自分のことについて話して女性の気持ちをほぐす

初対面の相手がどんなお相手なのかがわからないと、女性は警戒心や不安感から男性に良い印象を持つことができません。
もちろん外見の印象や話し方などからも人柄は伝わるのですが、男性が自分から自分のことについて話してあげることも大切です。

製造業の会社で働いていて、社内では××の仕事をしています。仕事の××なところが大変だけどやりがいがあるんです。○○さんのお仕事はどんなお仕事ですか?

実はマンガが好きで、××や××は何回でも読んでしまいます。○○さんは少年マンガなんか読みませんか?読書や映画はどうですか?
など、仕事や趣味など自分が話しやすい話題を使ってかまいません。
会話が一方的にならないように気をつけながら、自分が好きなことや仕事でがんばっていることなどについて女性に伝えるようにすると良いでしょう。
会話術5:共感+肯定で女性が話しやすい聞き上手を目指す

会話術、というとどうしても意識は「話す」ほうに向きがちですが、4:6くらいの割合で女性に多く話してもらえばかまいません。女性の会話を聞くときのポイントは、
です。女性は共感してほしい生き物です。たとえば悩み相談でよく言われるのが、男性は女性の悩みに対して論理的に解決策を提案しがちです。
でも、女性はまず自分の感情に寄り添って共感してなぐさめてほしいという気持ちが強いので、淡々と解決策を提示されても冷たく感じて喧嘩になることがあります。

職場の飲み会ってお金もかかるし気を遣うからあんまり好きじゃなくて・・・
という女性の会話に、

んー、普段話さない人とも話せるし、仕事がやりやすくなるから、面倒でもなるべく顔を出したほうがいいんじゃない?

嫌だったら断わればいいのに。毎回誰が参加してるかなんかあんまりみんな気にしてないよ。
と応える男性は会話下手なわけです。場を持たせるだけの会話で意見をぶつけ合う必要はなく、

わかるわかる!飲み会が好きな人は好きだよね。一応顔を出すけど、せっかくの金曜の夜に会社の飲み会は行きたくないよ。

女性はあまり飲まない人もいるから、毎回飲み放題とか設定されるとかわいそうだよね。○○さんはちゃんと出席するんだ!えらいね~。
など、意見の内容ではなく女性に共感+肯定してあげることが大切です。
会話術6:初対面でも女性に好意を伝える+ガツガツいかない

女性は婚活で出会った男性に対して、

異性からモテる(好意を寄せられる)のは嬉しい

好きでもない人から強引に迫られても怖い、嫌だ
という2つの心理を抱えています。男性側としては、気に入った女性には初対面でも好意を表現したほうがいいですが、

仕事を一生懸命されていてすごいですね。○○さんは話した感じもしっかりされてるので、きっと周りの方も信頼しているんじゃないかな。お話ししていてとても楽しかったです。

今日はとても楽しかったです。また○○さんが良ければぜひお会いしたいので、興味があるとおっしゃっていた××に一緒に行きましょう。
という感じで、好感を持ったこと、また会いたいことをかんたんにアピールするくらいがいいと思います。

○○さんは料理が得意なんですか!すごく素敵ですね。結婚したら奥さんには毎日手料理を作ってほしいので、○○さんみたいな人が結婚してくれたらいいのになぁ。
など、婚活での出会いでも女性側の気持ちが上がっていないのに男性が積極的になりすぎると、女性側が引いてしまって関係がうまくいきません。
合コンでの出会いなのか、結婚相談所での出会いなのかなど、出会いのきっかけによっても適切な話題は異なります。
女性が負担にならないような表現を心がけて好意を表現すると良いでしょう。
会話術7:初対面では会話以外のコミュニケーションを大事にする

ここまで初対面の女性との会話テクニックを紹介してきましたが、そうした会話テクニックを身につける目的は「女性に好かれること」です。
女性との会話が苦手な方でも、
- あらかじめお店を調べておいてあげる
- 女性を窓際や奥側の席に座らせてあげる
- 女性の話を熱心に聞いたり、かんたんな質問をしたりしてあげる
- 女性がお財布を出す前に初デートの会計は男性が済ませてあげる
など、女性への気遣いを表現する方法はいろいろあります。「何か話さなくちゃ!」と構えてしまわずに、せっかくの2人の初対面のデートを楽しむようにしてください。
番外編:挽回のチャンスは女性へのお礼メッセージと数週間後

「初対面で失敗した!」と思っても、お相手の女性がどう感じているかはわかりません。
自分が女性に好感を持ったなら、デートが終わってからなるべく早くありがとうメッセージを送りましょう。

今日は緊張してしまいましたが、○○さんとお話しできてとても楽しかったです。○○さんの××なところが素敵だなと思いました。良かったら今度は食事に誘わせてください。
など、失敗したなと感じるところにはあまり触れずに、女性への好意やいいなと感じたところを書いてお礼のメッセージを送っておくといいと思います。
もし女性から好意的な反応が返ってきたらそのまま食事に誘ってしまいましょう。反応が悪い場合はあまりしつこくせずに、数週間経ってからもう一度メッセージを送ってみてください。
もしかしたら「もう1回くらい会ってもいいかな」と女性の気持ちが変わっているかもしれないので、今度こそ楽しいデートを過ごしてくださいね。
初対面の女性に好印象を与えて2回目デートにつなげよう

婚活中の男性が、初対面の女性に好印象を持ってもらうための、7つの会話テクニックを紹介しました。
初対面で緊張してしまうのは女性も男性も同じなので、「上手く話そう!」と構えてしまわずに、初対面を楽しむ気持ちでデートにのぞんでください。
また、会話の内容以外にも、見た目の清潔感や会話以外での女性への気遣いも重要なので、トータルで準備しておくと良いでしょう。
気になる女性に好印象を与えて、2回目デートにつなげられたら良いですね。