
婚活で出会った人がすごく感じが良かったけど、他県の人だから結婚したら仕事を辞めて引っ越さないといけない・・・

仕事を辞めたくないけど、この間お見合いした人の仕事が激務だった・・・結婚しても仕事と家庭が両立できないんじゃないかなあ・・・
いまは女性も働くのが当たり前の時代になりました。正社員で男性と同じ年収をもらって働く女性が増え、結婚・出産後も仕事を続けるケースが多くなっています。
その一方で、婚活で感じがいいお相手と出会ったときに、「結婚後もいまの会社で仕事を続ける」という条件が問題になってご縁が結べないこともあります。
「結婚」と「仕事」なら、女性はどちらを選ぶべきなのでしょうか。結婚と仕事についての考え方をまとめてみました。
全部希望が叶う結婚を探そうとすると難しい

まず前提として、お相手にいろいろ求めすぎると結婚は決まりません。その上で、
と、お相手との仲がスムーズに進展するかもしれません。
結婚後も仕事を続ける女性が増えている
仕事が好きで、結婚、出産後も職場に復帰して働き続けたいという女性が増えています。
厚労省の「平成29年版働く女性の実情」によると、労働力人口総数に占める女性の割合が過去最高を更新しました。
また、結婚や出産を機に女性が退職するM字カーブの底が浅くなり、働き続ける女性が増えていることを示しています。
結婚後も仕事を続けたい女性が求める男性の条件とは

結婚後もいまの職場でずっと働き続けたいと思う女性は、婚活では次のような条件で男性を探すことになります。
- 転勤の可能性がない
- 結婚したあと自分の会社に通勤できる距離に住居を構えられる
- 女性が共働きすることに理解がある
- 家事・育児に協力的
これらの条件で男性を探すことは悪いことではありません。ただ、

すごく素敵で申し分のない人なんだけど、私が「いまの会社で仕事を続けたい」ことだけが問題・・・
というようなケースで、お相手との交際に消極的になったり、女性からお断りしたりするのはもったいないかもしれません。
「仕事を続けられる」以外に結婚相手に求める条件
ほとんどの場合、女性が結婚相手に求める条件は「仕事を続けられる」ことだけではなく、
- 年収
- 年齢
- 清潔感や見た目の印象
- 性格
- 結婚歴、親との同居の必要性
といった他の条件もあるはずです。
これらの条件に「仕事を続けられる」という条件を付け足すと、マッチングできる男性の幅は更に狭まります。
結婚は、でこぼことした男女がお互いのでこぼこを受け入れて「対」になることです。自分の希望をすべて叶えてくれるお相手とうまくいくケースばかりではありません。

この人と結婚したらたしかに仕事は続けられるかもしれないけど、条件や相性は以前お断りした人のほうが良かった・・・
ということがあっても、前向きにご縁を結ぶことができるでしょうか?
チャンスの神様には前髪しかなく、後ろ髪はハゲているという例え話があります。
自分の人生の中での優先順位を意識しておくと、せっかくの良縁を逃さずに幸せな結婚ができるかもしれません。
結婚か仕事かの2択なら、女性は結婚をとる覚悟だけしておく

「仕事が好きだ」、「仕事にやりがいがある」と堂々と言える女性は、誰から見てもとても魅力的です。
ただ、「結婚」か「仕事」かをどうしても選ばなければならない2択で迷ったときは、
と思います。
結婚か仕事かの2択で仕事が後回しになる理由
なぜ、「結婚」と「仕事」の2択で仕事が後回しになるのでしょう。
女性の結婚はタイミングが重要

女性の結婚はタイミングが重要です。一般的に、年齢を重ねると女性がマッチングできる男性の条件は悪くなります。
3年後、5年後にいまご縁が合った男性と同じスペックの男性とマッチングできるかというと、難しいことが多いです。
「仕事が続けられる」という条件を満たしてくれる男性でも、年齢や年収、性格面に引っかかるところがあれば、女性は結婚をためらってしまいます。
女性が「結婚してもいいかな」と思える男性と踏み込んだ関係を結ぶことは、年齢を重ねるほど難しくなります。
20代後半や30代以降になって、また1から新しいご縁を探して成婚までこぎつけようと思うと、うまくいかないことや悩むことが多くなります。
結婚まで進むことができるご縁というのは、一生の中でそう何回もありません。
結婚が自分の人生の中で重要な要素を占めるなら、「結婚してもいいかな」と思える男性とのご縁はぜひ大切にしてください。
仕事は30代、40代からでもできる

もし1度仕事を辞めることになったとしても、二度と働けないわけではありません。
たしかに新卒で入社した会社を退職してしまうと、別の会社に再就職しようとしても同規模の会社に同じ待遇で採用してもらうことは難しいケースが一般的です。
でも、女性が「やりがいを持って働く」とか「自分らしく働く」ことは、30代や40代のすこし子育てが落ち着いたタイミングからでも十分に可能です。
いままで積み上げてきたキャリアは別の会社に再就職する場合でも無駄にはなりません。捨てるのが惜しいと思えるキャリアなら、絶対に次の仕事に活かすことができます。
20代に結婚や子育てを経験すれば比較的若い時期に再就職が可能です。30代や40代まで仕事に打ち込んできた人なら、仕事の経験をよりアピールできるでしょう。
いまと同じ仕事はできなくても、仕事で培ってきたものがなくなることはありません。
仕事は自分でコントロールできないことも多い

先に「結婚する」ことを確定させたほうがいいのは、女性の結婚はタイミングが重要であると同時に、仕事は自分でコントロールできない要素が多いからです。
女性が同じ会社で60歳まで働き続けるというのは、どれだけ福利厚生が充実した会社でも大変なことです。
いまはたまたまやりがいのある仕事を任され、人間関係にも恵まれた環境にいるかもしれません。しかし、組織の中でずっと同じ環境が続くかどうかはわかりません。

人事異動でまったく希望していなかった部署に配属された・・・仕事も好きな仕事じゃないし、上司が全然仕事ができない・・・毎日終電まで上司の仕事を手伝わないと帰れない・・・

係に小さな子どもがいる人が3人入ってきた・・・忙しいのにすぐに休むから、自分が土日出勤して対応しないといけない・・・会社は子育て支援ばかり推奨して、全然評価されてる気がしない・・・

社歴が長いから係のチーフにされた・・・我が強い若い社員のマネジメントがすごく大変・・・我が儘でも大事にされて仕事のチャンスももらえて、私ばっかり・・・
仕事の上で抱える悩みは、人により、組織により千差万別です。
組織の中での世渡りのうまさ、場所取りの上手さなどにも左右されますが、他人が寄り集まった組織の中では、報われない場面もでてくるものです。
そのときに、仕事を続けるとしても他に家庭という癒やしの場があったほうが、女性は心身のバランスが取りやすいと思います。
女性は「好きな人と」結婚したいという気持ちがとても強い生き物です。女性が結婚してもいいかなと思える人は、一生の中で何回も出会えるものではありません。

仕事のことさえなければ結婚相手として考えられるのに・・・
というお相手なら、ご縁を結ぶことを優先して考えるのがおすすめです。
結婚の形は人それぞれ。自分たちに合った結婚のスタイルでいい

「結婚」か「仕事」かで迷ったときは、まずはそのお相手と「結婚する」ことを確定しましょう。
その後で残った選択の中から2人の生活スタイルに合わせて結婚の形を決めていく方法がおすすめです。
どうしても「結婚」か「仕事」かのどちらか一方を選ぶ必要はなく、自分たちに合った結婚のスタイルを作り上げることができれば、それで良いのだと思います。
家事の外注や家電製品の購入で時短する
お互い仕事が忙しくて仕事と家事の両立が難しいご夫婦でも、家事の外注や家電製品の購入でかなりの時短が可能です。
数千円で家の掃除をしてもらえる家事代行サービスや、買い物に行く時間がない人に食材を家まで届けてもらえるサービスもあります。
料理をがんばるのは週末にして、平日はかんたんなものやお総菜、外食ですませてしまうのも、忙しい共働き夫婦なら「アリ!」なのかもしれません。
結婚後しばらく週末婚や別居婚もあり

物理的な距離が問題になるなら、しばらく週末婚や別居婚をすることも検討していいと思います。
実際にbananaの周りにも、出会って半年で入籍と挙式までこぎつけ、遠距離でしばらく別居婚をしていた方がいます。1年後には可愛らしい赤ちゃんも生まれました。
年齢的に余裕があれば、お互いのライフスタイルを尊重しながら、2~3年夫婦だけの時間を楽しむのも良いでしょう。
「○○したらどうしよう・・・」と悩んでいても、実際にそのときがきたら何とかなることが多いです。
まだ結婚していない、子どもも生んでいないのに先のことを心配しすぎても、すべての悩みが解決することはありません。
結婚してから自然に変わっていく考え方もある
結婚してみると考え方が自然に変わっていく部分も大きいです。
「絶対に仕事を続けたい!」と思っていても、実際に結婚生活が始まってみると、物の見方が変わることもあります。
そこまで無理をするわけでもなく、いま「絶対に仕事を辞めたくない」という気持ちでいるのが自然なように、別の気持ちでいることが自然になるかもしれません
結婚や出産後に仕事に対する考え方が変化するのは、大なり小なり多くの女性が経験します。
人の気持ちは変わるかもしれないし、変わらないかもしれません。
「結婚する」ことだけ決めて、あとは大きな流れに任せてその都度2人に合った選択をしていけば良いのではないかなと思います。
仕事ができる女性は魅力的。だからこそ素敵な男性とのご縁を逃さないでほしい。

「結婚」と「仕事」のどちらを選べばいいのか迷ってしまうような女性は、きっと仕事に一生懸命打ち込んできた女性なのでしょう。
そんな魅力的な女性だからこそ、「仕事」を優先しすぎて素敵な男性とのご縁を逃さないでほしいなと思います。
「結婚」か「仕事」かで迷うようなお相手がいるなら、まずはいいなと感じたお相手とのご縁を大切に、目の前にいるお相手との仲を深めてみてはどうでしょうか。
一年以内に結婚するお相手を本気で見つけたい方には、オーネットやIBJメンバーズなどの結婚相談所がおすすめです。
オーネットはコスパ重視、IBJメンバーズは料金は高いけれど出会いの質重視といった違いがありますが、両社とも婚活部屋イチ押しの結婚相談所です。
結婚しなければいけない時期というものはありませんが、「結婚しやすい時期」というのは存在します。
結婚しやすい時期に思い切って一歩踏み出すことで、一生のパートナーを見つけてみませんか。