長男との結婚はNG?長男との結婚が怖くなくなるポイント3つ

辛口!婚活コラム

結婚相手を選ぶときにお相手が長男だったら。「長男の嫁」というと同居や介護が心配で、つい敬遠したくなるかもしれません。もし結婚を考えている男性が長男だったら、結婚を考え直した方が良いのでしょうか。

長男と結婚前提に交際中の人以外にも使える、長男との結婚が怖くなくなるポイント3つをご紹介します。

長男との結婚はNG?長男との結婚が怖くなくなるポイント3つ

  1. 長男と結婚=同居、介護ではない
  2. 将来の負担は結婚するときにはわからない
  3. 結婚相手のご家族に可愛がってもらえるように心を開くと幸せな結婚に

長男と結婚=同居、介護ではない

時代や地域によっても考え方は異なりますが、長男と結婚=同居や介護とはかぎりません。逆に、長男以外と結婚したからと言って、同居や介護の可能性がなくなるわけではありません。

長男以外が同居や介護をすることもある

結婚相手が次男だからと安心していたら、お兄さんが失業した/転勤になってしまった、お兄さんのお嫁さんとお姑さんとの相性が悪い、お兄さんに責任感がない、などの個別の事情によって、同居や介護の負担が回ってくることだってあります。

結婚相手が長男でも、仕事の都合で実家から離れた土地に転勤になってしまうこともあります。既婚のお姉さんや妹さんが実家のすぐ近くに住んでいたり、自分の親なら同居したいと3世代同居を希望したりするかもしれません。

結婚相手が長男でも長男以外でも、家庭を大切にしてくれる優しい男性と結婚すれば、いままで育ててくれたご両親との関わりは避けては通れません。しかし、ご両親は誰より子供たち夫婦の幸せを願い、応援してくれる、心強い味方です。

「同居」や「介護」という負担に感じる強いワードで結婚する前から自分を追い詰めてしまわずに、ご両親が高齢になっていけばお手伝いすることも出てくるだろうな、くらいの気持ちの持ちようが適当ではないでしょうか。

長男以外の要素のほうが結婚後の生活に大きく影響することも

お相手が長男かどうか以外の要素のほうが、結婚後の生活に大きく影響することもあります。たとえば一口に同居と言っても、地域性やご両親の考え方によって、

  1. 義両親との同居が結婚の条件
  2. お嫁さんの希望を尊重してできれば同居したい
  3. 同居は気詰まりなので近居したい
  4. 介護が必要になってから状況を見て考える

などいろいろなバリエーションがあります。

ご両親はどんなお嫁さんを望んでいるのか。両家の家風は近いのか、全く違うのか。ご両親はどんな人柄の方なのか。などなど、両家の組み合わせによって千差万別な事情があります。

優しい人柄のご両親に喜んでお嫁さんとして迎えてもらえる縁談なら、お嫁に行くのも安心です。良いお嬢さんにお嫁にきてもらったと結婚してからも大切に扱ってもらえると、義両親との関わりはぐっと気が楽になるでしょう。

将来の負担は結婚するときにはわからない

同居や介護など将来の負担の大きさは家庭の事情によって様々で、結婚する前に10年20年先の未来を予想することは難しいです。

10年20年先には気持ちや状況は変わっている

結婚してみないと実際の義両親との関係は測れません。結婚して家族としての関わりが増えると、義両親への気持ちは自然に変わっていきます。もし関わって問題が起きれば、そのとき必要な分だけ悩めばよいのです。

義両親との関わりは、思っていたよりも面倒なものではないかもしれません。

子供に恵まれれば、親がどれだけ子供を大切に思うものかを実感して、義両親の気持ちに寄り添えるようになるかもしれません。

何十年先のわからない未来を怖がって良縁を逃しては、もったいない話です。長男と結婚=同居や介護で大変、というフィルターをまず外して、ご縁のあったお相手とお相手のご家族に前向きに向き合うのが良いですね。

夫婦が破綻する原因は親族関係以外であることが多い

インターネットを検索すると、義両親とのいざこざやトラブルの記事が山ほど…。情報を集めようとすればするほど、義両親との関係は怖くて面倒なものに思えるかもしれません。

しかし、平成29年の司法統計のデータによると、親族との折り合いが悪いことを理由とした離婚申し立ては、たった9%ほど。その他の理由が問題になって結婚生活がうまくいかなくなるケースの方が、現実にはずっと多いと言えます。

長男か長男以外かで結婚相手を選ぶよりも、お相手の人柄や結婚相手として安心できるお相手なのかのほうが、長い結婚生活には重要なことかもしれません。

結婚相手のご家族に可愛がってもらえるように心を開くと幸せな結婚に

結婚相手が長男でも長男以外でも、結婚相手のご家族に可愛がってもらえるように自分から心を開いていくと、義両親との関係も夫婦の関係も良くなります。

結婚相手のご家族を大切にするから大切にしてもらえる

結婚には家と家との結びつきという一面があり、結婚相手のご家族との関係は避けては通れません。そのときに、長男には自分のルーツである親や家との関係が色濃く影響することは否定しません。

長男でも長男以外でも、男性は女性以上に、家族ーーー特に母親に対して強い想いを抱いています。女性が男性の家族を頭ごなしに否定したり、男性の家族に対して素っ気ない態度をとっていたりすると、男性の方も不安になって、女性に対して愛情の出し惜しみをしてしまいます。

恋人同士のお付き合いと結婚とは違います。2人だけが幸せになる結婚よりも、義両親も含めた家族みんなが幸せになる結婚のほうが、強いのです。

将来を心配しすぎて必要以上に不安になっていても仕方がありません。なんとかなるだろうと楽観的に、明るく前向きに将来を考えていた方が、結婚相手からも義両親ともずっとうまくやれるはずです。

自分から飛び込めば結婚相手のご両親からは可愛がってもらえるもの

義両親との関係に悩みを抱える人は多いもの。お付き合いがとても難しい義両親もいらっしゃるでしょう。

しかし、実の親子のようにとはなかなかいかなくとも、お嫁さんだって可愛い娘だし家族の一員だと、大切に扱ってくれようとする義両親の方が多数派です。結婚相手に女兄弟がいる場合は、嫁に出した自分の娘の立場と重ね合わせてくれることもあります。

できるなら、お嫁さんの方からあれこれ相談を持ちかけたり、なるべく会いに行く機会を作ったりしましょう。義両親を大事にしようとする態度を示して相手の懐に飛び込んでしまうのが、1番良いやり方です。

自分にはそこまでできない…と不安になる必要はありません。義両親との関わりに構えすぎずに、できる範囲で精一杯大切にしよう、可愛がってもらおうという心持ちでいるようにしましょう。あとは結婚した後長い時間をかけて、良い関係を築いていけばそれでよいのです。

長男との結婚が怖くなくなるポイント3つをご紹介しました。結婚相手が長男でも長男以外でも、将来を心配しすぎずに相手のご家族を大切にする意識で、幸せな結婚をしてください。

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