何年婚活しても結婚が決まらない婚活難民になってしまう人が増えています。
婚活難民になったとき、愛され力を高めて結婚しよう!と考えても、実はなかなかうまくいきません。
どれだけ婚活してもなかなか結婚が決まらないなら、愛され力よりも愛する力を高めることが、結婚への近道かもしれません。
婚活難民の人が抱えがちな悩みって?

こんな悩みに心当たりはありませんか?
- 何年も婚活したのにいつまでたっても結婚が決まらない
- 婚活アプリ、婚活パーティー、社会人サークルなど、利用した婚活ツールは1つではない
- 男性から全くモテないわけではないが、自分から好きになる人とうまくいかない
- メイクやファッションも男性から好感を持ってもらえるように気を遣っている
美人でキャリアもあって性格もいい。
なんで結婚が決まらないのかわからないような魅力的な人が、婚活難民には多いのです。
そんな婚活難民の人が結婚までたどりつくには、すこし発想の転換が必要かもしれません。
いま婚活難民の人に必要なのは、愛され力より愛する力
結婚相手に求めるものを必要以上に多めに見積もらない

婚活難民になってしまう人というのは、結婚相手に求めるものを必要以上に多めに見積もってしまいます。
女性なら誰でも、「一生一緒に過ごす相手だから、好きな人と結婚したい!」という気持ちには覚えがあると思います。
ところが、婚活市場にはその「好きになれる人」というのがなかなかいません。
苦労してやっとステキな人を見つけたと思っても、競争相手に負けてしまったり、デートを重ねるうちに合わないところが見えてきたり…。

婚活市場は女性の年齢にシビアですから、どんな美人でも年齢を重ねるごとに戦いは不利になっていきます。
婚活ではお相手の男性に最初から恋愛感情+結婚相手の条件を求めてしまうので、なかなか結婚までたどりつくことができません。
その気持ちはとてもよくわかります。でも、幸せな結婚をするために必要なものは、本当はそんなに多くありません。
愛され力と愛する力という視点から、婚活難民の方の結婚力を高めてみたいと思います!
婚活難民の人がやりがちなのは、愛する努力ではなく愛される努力

婚活難民の方は、結婚するために努力をしないわけではありません。ただ、その努力はこのような感じです。

結婚相手に出会うために、出会いの数を増やそう

素敵な人に選んでもらえるように、〇〇をがんばろう/〇〇な女性になろう
自分の求めている相手に出会う確率を増やして、自分のレベルを上げることで、お相手から選ばれる自分になろうとします。
言い換えると、自分の愛され力を高めようとするのです。
愛され力を高めることは、いままで愛され力を磨いてこなかった女性にはとても有効です。
出会いが全くない環境では結婚相手はみつかりません。
メイクやファッションに全く興味のなかった人が婚活のために男性受けする見た目を追求することには、絶大な効果があります。
でも、

全く出会いがないわけではない…

メイクもファッションも人並みには気を遣っている…

自分から興味がもてる男性以外からは声がかかる…
こんな婚活難民の人には、愛され力を磨くことは、結婚への近道にはなりません。
結婚するために足りないものは、愛され力ではなく愛する力だからです。
女性の力量には愛され力と愛する力がある

恋愛や結婚を考えたときの女性の力量には、愛され力と愛する力があります。
どのような女性が男性から好意を持たれるか。どのような女性が男性から追いかけられるか。
これは、女性が男性から愛情をもらえる力量、愛され力です。
男性受けするファッションや仕草の情報が広まり、もともとコミュニケーション力の高い女性の愛され力は、とても高まりました。
しかし、特に30代以降で結婚するためには、「愛され力」よりも「愛する力」を高めた方が、結婚への近道です。

愛する力というのは、男性から愛情をもらう愛され力ではなく、自分から男性に愛情をあげる力のことです。
欠点もあり、短所もあり、自分と合わないところもある等身大の男性の、良いところをみつけて肯定的に捉えてあげる力です。
注意したいのは、自分が自然に愛せる男性を探そう!というのは愛する力ではありません。
それは、男性の魅力で自分の気持ちを動かしてほしい、という相手の力に依存した考え方だからです。
婚活で出会ってあまりピンとこないんだけど、とりあえず自分に好意を示してくれる男性。
そんな男性の良いところをみつけて自分から愛情をあげられる、愛する力を育てることが、幸せな結婚をするためには必要なのです。
愛する力は幸せな結婚生活を続けるためにも必要

愛する力が大切だというのは、単に結婚をゴールとして考えたときの話ではありません。
実は、愛する力は結婚した後に幸せな結婚生活を営む上でも不可欠です。
どんなに好きな人と結婚したとしても、生活である結婚を営んでいると、お相手には馴れや不満を感じるようになります。
もっとこうしてくれたらいいのに…。
なんでこんなことするんだろう…。
どんなに好きな人と結婚しても、どんなに素敵な人と結婚しても、同じような悩みは絶対に生じます。
そのときに、好きな人だからがんばれる!話し合える!と感じるかもしれません。
しかしそれは、「好きだと思わせてくれる」相手発の魅力に依存した考え方になります。
それでは、誰と結婚してもどこかで不満がたまっていき、なかなか解消することができません。

相手の欠点や短所が目に付いたときにどうするか。
足りないところにフォーカスして不満をぶつけるのではなく、相手が持っている長所にもう一度目を向けてあげる。
愛情をもらってから返すのではなくて、自分から相手に愛情をあげて、相手の自分に対する愛情を育ててあげる。
そうした気持ちの持ちようが、幸せな結婚生活を続けるためには不可欠です。
婚活相手で「う〜ん」と思う人の良いところを探して肯定的に見てあげて、心から一緒にいる時間を楽しむこと。
結婚相手の欠点に目をつぶって、相手の良いところを思い出して褒めてあげること。
婚活でお相手を探す力と、幸せな結婚生活を続ける力は、実はとてもよく似ていると思います。
具体的な愛する力を高める考え方については、こちらの記事をご覧ください。
愛する力を磨いて脱婚活難民 幸せな結婚をしよう

banana自身が、男性の良いところをみつけてあげるのがとても下手で、何年も何年も婚活で苦労した婚活難民でした。
いま考えればとてももったいない理由で男性をお断りすることもたくさんありました。
断言できますが、あのままあと10年婚活しても、結婚できなかったでしょう。
婚活で旦那さんに出会ったときも、不安や不満を抱えながらのお付き合いでした。
でも、すこしだけ旦那さんの良いところを見つけることが上手になったbananaの結婚生活は、とてもとても幸せです。
結婚するには愛され力より愛する力。ぜひ婚活を通して幸せな結婚をしてください!