結婚は不幸の始まり?夫婦関係に満足している人は約70%の真実

辛口!婚活コラム

結婚したら自分で使える時間もお金も減ってしまう・・・

結婚した友達も旦那さんの愚痴ばかりだし、離婚する人もいる・・・

など、結婚してもしなくてもいい時代だからこそ、男女ともに結婚することに対して不安を抱きがちです。

結婚は良いものなのか。それとも不幸への入り口なのか。

リクルートブライダル総研の夫婦関係調査2019では、既婚者の約70%は夫婦関係に満足しているという回答をしています。

いくつかのデータを通して、結婚に関する既婚者の本音を紹介したいと思います!

夫婦関係に満足している既婚者は約70%

リクルートブライダル総研では、20代から60代の既婚者および離婚経験者3,100人に対し、夫婦関係調査2019を行いました。

この調査において、夫婦関係に満足しているかという問いに「非常にそう思う」「ややそう思う」で回答した既婚者は、どの年代でも約70%でした。

「夫婦関係に満足している」と回答した既婚者が約70%

もう少し古い調査結果になりますが、2013年に行われた明治安田総合研究所の結婚・出産に関する調査でも、既婚者の約80%が「結婚してよかった」と回答しています。

結婚生活の中に不満や不自由なことがあるとしても、「結婚してよかった!」と感じている既婚者が大半なのです。

結婚の喜びを感じる瞬間!「結婚してよかった」ランキング !

もう少しくわしく結婚の良いところを取り上げてみましょう。 夫婦関係調査2019では、「結婚してよかった」と思うときのランキングが掲載されています。

第1位 家に帰ったときに家族がいるとき

「結婚してよかった」と思うときの第1位は、「家に帰ると配偶者や家族がいるとき」です。

特に男性にこちらの回答を選んだ人が多く、女性の回答が52.5%に対し、男性の回答は75.9%でした。

仕事から帰ってきたときに、窓から明かりがもれているのが見えたり、ドアを開けた瞬間に家族の声が聞こえたりすると、ほっとするのかもしれません。

第2位 子どもが生まれたとき

「結婚してよかった」と思うときの第2位は、「子どもが生まれたとき」です。

結婚したい理由にも「子どもがほしい」というのはよく挙げられますが、既婚者が「結婚してよかった」と感じる理由の中でも上位にランクインされました。

子どもは授かりものですが、ご夫婦のところに来てくれた子どもはたくさんの喜びを与えてくれるのですね。

第3位 休みの日に一緒に過ごしたり出かけたりするとき

「結婚してよかった」と思うときの第3位は、「休みの日に一緒に過ごしたり、出かけるとき」です。

誰かと一緒に出かけると、近所のショッピングモールへの買い物や公園への散歩でも、楽しいイベントになる気がします。

おいしいケーキやコーヒーを探して、すこし遠くのカフェまでお出かけするのも良さそうです!

第4位 一緒にご飯を食べているとき

「結婚してよかった」と思うときの第4位は、「一緒にごはんを食べているとき」です。

おいしいものを誰かと一緒に食べるのは、平凡な日常の1コマですが、大切な時間です。

やがていのちに変わるもの。」という某食品メーカーのキャッチコピーがありました。命に変わるものだからこそ、ご飯を食べる時間を誰かと分かち合うことに幸せを感じるのかもしれません。

第5位 自分が病気やケガをしたとき

「結婚してよかった」と思うときの第5位は、「自分が病気になったりけがをしたとき」です。

病気やケガで辛いときは、誰でも心細くなるものです。元気なときは1人でも大丈夫だと思っても、体調を崩してしまうと「薬や食べ物を買ってきてほしい・・・」とか、「一緒に病院に行ってほしい・・・」など思うもの。

いざというときに同僚や友人などにはつい遠慮してしまうこともあると思うので、パートナーがいてくれると安心できます。

番外編 家に帰るとご飯が用意されているとき

「結婚してよかった」と思うときの番外編は、「家に帰るとごはんが用意されているとき」です。

なぜ番外編かというと、男性の回答率が56.3%に対し、女性の回答率が8.4%だからです。いつも女性が食事の用意を担当しているケースが多いのでしょう・・・。

ラーメン、チャーハン、焼きそばなど、かんたんなものでいいので作ってもらえるとたぶん奥さんはとても喜びます。

1年に1回お金と時間をかけて凝った料理を作るのではなく、月に1~2回かんたんな料理を作ってくれたらいいのに・・・(後片付けまで)と、多くの女性は思っています!

なぜ「結婚は良いもの!」とみんな言わないか

それでは、そんなに結婚が良いものなら、なぜ「結婚は良いものだ!」とみんな言わないのでしょうか。

結婚していない人に「結婚は良いもの!」とは言いづらい

まず、結婚している人は結婚していない人に「結婚っていいよ!結婚すると幸せだよ!」とはわざわざ言いません。

もしかしたら会話の相手が結婚したいと思っているかもしれないし、結婚していないことを気にしているかもしれません。

デリケートな話題になる可能性があり、言われた相手が「じゃあいますぐ結婚する!」と選択できるものでもありません。

別に会話の相手を見下したいわけでも、自分の幸せ自慢をしたいわけでもない。相手の生活や選択についても尊重したい。

だから、当たり障りなく会話を進行させるために、結婚についての話題は結婚生活の不満や大変なことにフォーカスしたものになるのです。

他人に愚痴りたいこともある/恥ずかしい

「結婚は良いものだ!」と言ってもまったく不満のない結婚生活はありません。

結婚生活が幸せだと感じているご夫婦も、どこかで我慢しながら、不満を受け流しながら、結婚生活を送っているのだと思います。

そうした不満を直接パートナーにぶつけてしまうと関係が悪くなってしまうので、聞いてくれる友人や同僚に愚痴りたいときもあるでしょう。

また男性は、奥さんや子どもへの愛情を他人に見せるのは恥ずかしいと思いがちです。実際には「結婚してよかった」と感じている比率は、夫婦関係調査2019でも結婚・出産に関する調査でも男性のほうがやや高いです。

「結婚なんて良いことないよ」というのは、男性の単なる照れ隠しなのかもしれません。

結婚は不幸ではなく幸せの始まり。幸せな結婚をしよう!

結婚に関して不安を感じがちな世の中ですが、データからは既婚者の約70%は夫婦関係に満足しているという心強い結果がわかりました。

将来を怖がりすぎず、「結婚して誰かと一緒にいられたら幸せだろう!」と信じて、幸せな結婚をしてください。

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