婚活で高望み?婚活女性がおちいりがちな高望みパターン3つ

辛口!婚活コラム

婚活がなかなかうまくいかない原因の一つが、「高望み」です。しかし、婚活をしている女性の多くは、自然に結婚したいと思える男性を探しているだけで、自分が婚活で高望みしていると気がついていないケースもあります。

そこで今回は、女性が婚活で陥りがちな高望みパターン3つをご紹介します。

  1. 婚活で年収の高い人を希望してしまう高望み
  2. 婚活でフィーリングの合う男性を探してしまう高望み
  3. 婚活で普通の男性を探してしまう高望み

婚活の条件が高望み?婚活女性の失敗パターン3つ

婚活で年収の高い人を希望してしまう高望み

婚活で高望みをする女性として思い浮かぶのは、まず高年収の男性を希望する女性です。

女性が結婚相手の男性に希望する年収として、一番多いのは500万円以上の年収です。同じくらいの比率で400万円以上でもいいかなという女性がいます。約20%の女性は、600万円以上の年収がある男性がいい!と希望します。

生活することや将来子供を持つことを考えれば、結婚において経済的な問題はとても重要です。しかし、未婚男性全体のうち年収400万円以上の男性ですら、たった30%しかいません。残りの70%の未婚男性の年収は、400万円未満です。

年収600万円以上の未婚男性の割合は、わずか10%にすぎません。年収の条件だけでかなりのお相手候補がリストから外れてしまうことになります。

そして、希望年収を満たしていれば誰でも良いわけではありません。年齢が近い相手が良いと思えば、同世代の男性「年齢が+5歳まで」という条件が付け加わります。

男性は年齢が上がれば年収が高くなる傾向にありますから、20代~40代前半でそれだけの年収を稼いでいる未婚男性はさらに少なくなります

他にも大卒、初婚、身長170cm以上などは、多くの女性がお相手に希望する条件です。そうした婚活における高条件がそろった男性には、数多くの女性が集中してしまうので、お相手への希望が高望みになってしまいます。

1人の高条件の男性が選べる女性は1人だけなので、女性自身もよほど条件の良い女性でないと、競争に勝ち抜くことはできません。

将来が心配で婚活で年収の高い男性を希望してしまうという人は、2人で家計を支える意識で気の合うお相手を探す視点も大切かもしれません。

婚活でフィーリングの合う男性を探してしまう高望み

婚活で高年収の男性を希望するのは、いわばわかりやすい高望みです。年収というのは数字で表せるので、婚活のアドバイザーも女性の希望が高望みになっていると思えば、いろいろな統計データで説明しながら希望条件を見直す提案がしやすい部分でもあります。

難しいのが一見高望みだと気付きにくいパターンです。婚活をしている女性のお相手選びでよく聞くのが、「フィーリングが合う男性がいい」、「居心地の良い男性がいい」という希望です。

フィーリングが合う男性を探すことが、なぜ婚活において「高望み」になるのでしょうか。

フィーリングが合う男性ってどんな男性?

フィーリングが合う男性というのは、女性が一緒にいて楽しいと感じる男性です。

そうすると、まず第一印象が悪くないことが大切ですから、清潔感があって女性が嫌がらない容姿の男性になります。そして、女性が楽しいと感じられる会話のやりとりができるコミュニケーション能力も必要です。

女性が真剣に結婚を考えるなら、定職について真面目に仕事をしていることが前提条件になるでしょう。順調にキャリアを積んでいる女性なら、話が合うと感じるのは自分以上に仕事に打ち込んだ経験のある男性になるかもしれません。

異性のパートナーを探して婚活しているので、異性として魅力的で嫌ではないなという感覚も必要です。

女性への気遣いができるかもポイントです。ここでは男性にお財布を出してほしいと思う場面でしっかり対応してくれたり、女性が喜びそうな場所やお店に連れて行ってくれたり、女性の「男性にはできればこうしてほしい」という希望に応えてあげられることが必要かもしれません。

「フィーリングの合う男性」を分解して考えてみると

つまり、女性が「フィーリングが合う」と感じる男性は、

  1. 清潔感があり女性が受け入れられる容姿をしている
  2. 女性と会話を楽しめるコミュニケーション力がある
  3. 仕事に真面目にとりくんでいる/自分と対等以上の社会経験がある
  4. 異性として意識できる魅力がある
  5. 女性の男性に求める希望に応えられる

という条件を全部満たす、婚活市場で女性から引く手あまたな人気男性になることが多くあります。

婚活をしている女性は、自分が婚活で「フィーリングが合う男性」という一つの条件しかつけていないつもりなので、自分の希望が高望みになっていることになかなか気づくことができません。

いつか「フィーリングの合う男性」に出会えると思い、婚活市場で数少ないとても人気のある男性をずっと追い求めてしまいます。

でも実は、「フィーリングが合う男性」という一言の中に、クリアするのが難しい条件がたくさん隠れているので、条件を全部満たしてくれる男性を探して成婚しようと思うと、なかなか難しいものがあります。

フィーリングがぴったり合うとまでは言えない男性は、どこかにひっかかるところがあるかもしれません。それでも、あなたに好意を寄せてくれる男性がいるなら、その男性の良いところを見つけるようにするほうが、成婚への近道になります。

フィーリングの合う男性を探し求める婚活の迷路に疲れてしまった人は、ご縁のあった男性の良いところ探しを始めてみることをおすすめします。

婚活で普通の男性を探してしまう高望み

「お相手は普通の人でいいです」というセリフも、婚活女性からよく聞きます。どこが高望みなのでしょうか。

婚活を経験した方は覚えがあるかもしれませんが、婚活で出会う男性にはどこかに気になるところがあって、「普通の人」は意外とみつけることが難しいです。では、なぜ婚活市場で普通の男性がみつからないのでしょう。

普通のダンナがなぜ見つからない?

ここで1冊の本をご紹介します。

内容の一部をご紹介します。

普通の男性というのが、

  1. 普通に会話ができる
  2. 普通のルックス
  3. 普通の身長
  4. 普通に清潔感がある
  5. 普通のファッションセンス
  6. 普通の学歴
  7. 普通の年収

を持った男性だとします。

一つ一つが「普通」というからには確率50%とする。ところが、この条件をすべて満たす人ということになると・・・
会話普通50%×ルックス普通50%×身長普通50%×清潔感普通50%ファッションセンス普通50%×学歴普通50%×年収普通50%=0.8%
なんとすべての普通を同時に満たす人は100人に1人もいないといううすら寒い結果になるのである。

一つ一つの条件だけをみれば高望みとは言えません。しかし、男性も女性もどこかに欠点があって当然なので、すべての条件に平均点以上の「普通」を求めてしまうと、当てはまる男性の数がぐっと少なくなってしまいます。

婚活市場で「普通」がすべてそろった男性を見つけるのは難しく、高望みになってしまうことがあるのです。

婚活では男性の足りないところではなく良いところに目を向ける

すべてが平均以上の男性というのはほんとうにまれです。例えば年収は高いけれど身長が低い、高学歴だけれどファッションセンスがない、など足りないところがあるのが「普通」です。

平均点以下のポイントがある男性は、その分他の女性と競合しにくく、自分だけのパートナーになってくれる可能性を秘めています。

違うポイントでは平均点以上だな、と思える人なら、婚活市場で出会ったお相手のよいところに目を向けるようにするのが良いでしょう。

女性が自分といて楽しそうにしてくれる、自分のことを大事に思ってくれていると思うと、真面目な男性の愛情は高まっていくものです。

男性から愛情を寄せてもらえれば、最初は内心ひっかかるところがあっても、女性の気持ちも少しずつ上がっていきます。

スタートダッシュが苦手な女性は、特に最初は好意を寄せてくれる男性との温度差が大きい場合が多いです。

自分が婚活でどうしても譲れないポイントが何かをもう一度振り返って、譲れるところは大らかな目で男性を見ていくことが、婚活成功の秘訣かもしれません。

幸せな結婚ができる高望みをしよう!

以上が、婚活で陥りがちな高望み3パターンです。高望みをしていないつもりで探しているお相手が、婚活では高望みになってしまうケースが意外と多いです。

なぜ女性が婚活で高望みをしてしまうのかというと、「幸せになれる結婚がしたいから」だと思います。

でも、幸せな結婚はお相手に一方的に与えてもらうものではなく、お相手と一緒に努力しながら作り上げていくものです。

どうか、「幸せな幸せな結婚生活を作るんだ!」という高望みをしてください。

幸せな結婚生活に、自分のすべての希望を満たしてくれる男性は必要ありません。お相手とのご縁に感謝しながら、お相手の良いところに目を向ける姿勢で接することが、幸せな結婚生活を続ける秘訣です。

一人でも多くの女性が婚活を通じて幸せな結婚をされることを、心からお祈りしています。

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